Essentials

自転車と一緒に揃えたい基本のもの


 
トーキョーバイクは車体にライトや前カゴが付属しません。自転車の使い道や環境に合わせて、もしくは好みの色やデザインに合わせて、乗る人それぞれが好きなパーツやアクセサリーを選ぶことができます。

 

ここでは乗り始めに必要なものや、シチュエーション別の基本アイテムを紹介します。「まずは何が必要?」とお悩みの方に参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

まず揃えたい、必須の3アイテム
ライト、ベル、ロックの3つは最低限必要な装備です。ベルやライトは法律上、自転車(軽車両)への搭載が必須。ロックは自転車を盗難から守るために必ず用意しておきたいアイテムです。
フロントライトのチェックポイント

フロントライトは、夜間に進行方向を照らす役割と、前方から向かってくる歩行者や自動車に自分の存在を気づいてもらう役割があります。
ライトを選ぶときは、光量、充電方法、取り付け位置、を確認しましょう。

 

光量: 照射範囲を判断する際に参考にします。単位は「ルーメン」。一般的に300ルーメン以上あると安心ですが、車通りが少なく、街中など明るい道のみ走る場合なら200ルーメン以上のものを選びましょう。
充電方法: 主にUSB充電式と、電池交換式があります。
取り付け位置: ゴムバンドでハンドルバーやフレームに取り付けるものや工具を使用しフロントブレーキやダボ穴に取り付けるもの等があります。

 

 

 

リアライトのチェックポイント

リアライトは車体後方に取り付ける赤いライトです。自動車と同じく、後ろから追い越してくる歩行者や自動車に気づいてもらうための大切なライトです。
リアライトも、光量、充電方法、取り付け位置、を確認しましょう。

 

光量: 照射範囲を判断する際に参考にします。「ルーメン」という単位で表されます。
充電方法: 主にUSB充電式と、電池交換式があります。
取り付け位置: ゴムバンドでシートポストやフレームに取り付けるものや、工具を使用しリアブレーキやサドル下に取り付けるもの等があります。

 

 

ベルのチェックポイント

普段あまり使う機会は少ないかもしれませんが、自転車(軽車両)には法律上取り付けることが必須となっています。そのため、アクセサリー感覚でデザイン重視で好みのものを選ぶ人も少なくありません。

 

本体の素材: 真鍮、銅、木製、など本体の素材はさまざまで、素材によって音色が異なります。
打ち子の形状: 指にフィットする形のものや、大きな音が出やすい大ぶりのものなど形状が異なります。

 

 

ロックのチェックポイント

自転車が盗難被害に遭う一番の理由は「ロックのかけ忘れ」。ほんの少しの間でも、自転車から目を離すときは必ずロックをかけましょう。

 

本体の形状: チェーンタイプ、ワイヤータイプ、U字タイプなど、ロックには様々な形状があり、素材も異なります。金属製で太さのあるものは切れにくく、盗難防止力が上がります。
長さ: 車体をガードレール等に絡められる十分な長さと、持ち運ぶ際のコンパクトさを天秤にかけて、自分に合った長さを選びましょう。
ロック方法: ダイヤル式と鍵穴に鍵を差し込むキー式があります。ダイヤルの場合は設定可能な桁数に応じて防犯力が変わります。

 

 

身を守るための装備
走行中の思わぬ事故から身を守るためにまず必要なものはヘルメットです。そして未然に事故を防ぐためにも、「夜間はライトを必ず点灯する」「車道の左側走行を守る」「飲酒運転はしない」「スマートフォン操作やヘッドホンは控える」など、基本的な交通ルールを守ることも大変重要です。

 

ヘルメットのチェックポイント

事故に遭ったとき、ヘルメットの装着有無は命に大きく影響します。特に車道を走ることが多い場合は注意が必要です。トーキョーバイクでは日常使いでも違和感のないデザインのヘルメットを取り揃えています。

 

形状: 頭部の形状(骨格)は人種や人によって様々。ヘルメットも様々な形が存在するため、同一サイズでもフィットしたりしなかったりします。購入時は試着するのがおすすめです。
サイズ: 頭部の大きさに合ったサイズを選びましょう。キツすぎるのもNGです。
安全基準: 安全基準を満たしている商品を選びましょう。「SG(製品安全協会)」や「JCF(日本自転車競技連盟)」、「CE EN1078 (欧州)」、「CPSC1203 (米国)」等が自転車ヘルメット向けの安全基準です。

 

 

雨の日にも自転車に乗るとき
雨の日や雨上がりの濡れた地面を走行するときは泥はねに注意が必要です。泥よけが装着されていない自転車では、勢いよく走ると水や泥が跳ねて背中に飛び散って洋服が汚れてしまうことがあります。

 

泥よけのチェックポイント

泥よけを装着すれば、前後輪からの泥はねをブロックできます。後輪だけに取り付けるおりたたみタイプの泥よけもあります。毎日の足として自転車を使う方にはおすすめのパーツです。

 

サイズ: 自転車のホイール(タイヤ)の大きさに応じて対応する泥よけが異なります。(26インチ、650cなど)
カラー: モデルによって車体のカラーと同色の泥よけを選べます。シルバーやブラックもベーシックで人気のカラーです。

 

通勤・通学で荷物を運ぶとき
自転車で荷物を運ぶとき、リュックを背負う以外にも運び方は色々あります。自転車の前に載せるのか、後ろに載せるのか。カゴなのかカバンを直接自転車に引っ掛けてしまうのか。スタイルによって必要なパーツが異なります。
バスケットのチェックポイント
(フロント/リア)

自転車で荷物を運ぶときの最も定番な手法は「バスケットの中に入れる」ではないでしょうか。バスケットは自転車の前と後ろの両方に取り付けが可能です。前に積載すると荷物の状態を常に確認でき、後ろに積載するとハンドリングが荷物に影響されないため走行が安定します。

 

素材: サビに強いステンレス製のものや、見た目の雰囲気が印象的な天然素材のものなど、自転車の保管状況や仕上がりの雰囲気に合わせて選べます。
深さ: 深さや網目のざっくり度合いによって対応できる荷物の大きさや袋の特徴が分かれます。

 

 

キャリアのチェックポイント
(フロント/リア)

カゴのように深さがなく、荷台のような平らな台をキャリアと呼びます。バックパックなど蓋が閉まるざっくりとした荷物を乗せて、ネット等でずれ落ちないように固定して運ぶのが一般的です。前用と後ろ用があります。

 

荷物の積み方

ネットやバンドで荷物を固定して載せる方法や、キャリアに直接掛けられるパニアバッグを活用する方法、キャリアの上や横にカゴを取り付ける方法、などキャリアを取り付ければ多様な方法で荷物を運ぶことができます。

 

 

洋服を汚さないために
自転車のチェーンやタイヤにボトムスの裾が擦れてしまって、洋服が汚れてしまった、破れてしまった、という悲しい声を聞くことがあります。裾がひらひらしてしまうワイドなボトムスを履くときはお気をつけください。

 

裾バンドのチェックポイント

 


自転車チェーンと触れる側のボトムス(左足側)の裾に巻きつけるバンドです。

 

デザイン: スーツなどフォーマルウェアにも合わせやすいレザータイプや、反射材付きで視認性UPにも一役かってくれるタイプなど、デザインは様々。
留め方: 厚手のデニムパンツ等にはマジックテープでしっかり留まるものがおすすめです。