TOKYOBIKE MONO、カスタマイズのはじめ方。

Customization | 2020.07.03

クロスバイクのレトロカスタム

こんにちは、トーキョーバイクの可瀬です。

 

トーキョーバイクは、乗る人の生活スタイルや使うシチュエーションに応じて、カスタマイズすることができます。

「お買い物や通勤通学のバッグを運ぶので、カゴが欲しい!」「毎日乗るので、雨上がりに汚れてしまわないよう泥よけをつけたい。」

はたまた、「レトロな印象のかわいい自転車にしたいので、泥よけや荷台もつけたい。」というのもOKです。ぜひスタッフまでご相談ください。

 

このジャーナルでは、TOKYOBIKE MONOをベースに、乗り心地と見た目の印象がガラッと変わるカスタマイズをいくつかご紹介します。靴ひもの色やシャツのボタンを取り替えるように、自分らしいトーキョーバイクを仕上げる参考にして頂けたら嬉しいです。

 

まずは、カスタムを施す前のシンプルな状態から見てみましょう。

クロスバイクのレトロカスタム

今回はモスグリーン色のTOKYOBIKEMONOをベースに、カスタマイズをしていきます。TOKYOBIKEMONOは、トーキョーバイクの原点ともいえる、「シンプルでちょうど良い」を形にした自転車です。ゆったりと流れるような乗り心地は、初めての方にも、乗り慣れた方にもフィットします。

 

ちなみにMONOとはギリシャ語で「1つの」を意味する接頭語です。最もシンプルでベーシックでありながら、乗る人によってスタイルを変化できる柔軟性をモデル名に込めました。カゴや泥よけをつけて、日常使い用にカスタマイズをしたり、パンクに強く衝撃吸収性の高い太めのタイヤをつけたりと、乗り心地や見た目の好み、生活のスタイルなど、乗る人に合わせた自転車に仕立てることができます。ほかの車種に比べて販売価格が52,800円(税別)とお手頃なので、カスタマイズを楽しむベースとしてもピッタリです。前置きが長くなってしまいましたが、それではカスタム例をご紹介していきたいと思います。

 

カスタムその1【本革サドル(黒)+本革グリップ(黒)をプラス】

クロスバイクのレトロカスタム
クロスバイクのレトロカスタム
クロスバイクのレトロカスタム

最初の1台目は、サドルとグリップを茶色から黒へ変更してみました。使用しているサドルは、150年を超える歴史を持つイギリスの革サドルブランド、BROOKSのアイテムです。BROOKSの本革サドルは、座り心地を劇的に変えてくれる素晴らしいアイテムです。使うたびに革が柔らかく変化して体に馴染んでいくのが特徴で、その座り心地の良さは世界中の人を魅了し続けています。

 

今回取り付けたSWIFT CHROMEというモデルは、細身で美しいシルエットが特徴的です。グリップはBROOKS SLENDER LEATHER GRIPのブラック。サドルとグリップを変えるだけでも、印象がだいぶ変わりますね。革サドル特有の美しいシルエットのおかげで、英国紳士がサラッと乗りこなしていそうな、クラシカルで上品な印象の自転車になりました。

 

サドル:BROOKS SWIFT CHROME (BROWN)
グリップ:BROOKS SLENDER LEATHER GRIP 130mm (BLACK) 

 

カスタムその2【レトロ砲弾型ライト+Oi LUXEベルをプラス】

クロスバイクのレトロカスタム

次に、先ほどの自転車をベースにレトロ形状のライトと、自転車のベルと思えないような美しいデザインのベルOi Luxeを加えました。自転車のベルは、全体の印象を意外と左右するものです。今回は差し色として、金色をセレクトしてみました。レトロライトが付いたこにより、クラシカルな印象がさらに増しました。こんな自転車で街中を颯爽と駆け抜けたら、とても気持ちが良さそうですね。

 

ライト:レトロライト
ベル:Knog Oi LIXE BICYCLE BELL SMALL (BRASS)

 

さて次はクラシカルな印象を残しつつ、少し雰囲気を変えてみましょう。

 

カスタムその3【本革サドル(こげ茶)+本革グリップ(こげ茶)にチェンジ】

おしゃれなクロスバイクを欲しい人へ。TOKYOBIKE MONOをベースに、映画に出てくるようなクラシカルなカスタマイズを施しました。

サドルとグリップを色味を純正のブラウンサドルよりも濃い、ダークブラウンの革サドルに変更しました。
選んだサドルはBROOKSのロングセラーモデル、B-17のダークブラウンです。先ほどのSWIFT CHROMEに比べて座面自体が広く、革が柔らかくなって体に馴染む期間も早いので、根強いファンが多いモデルです。

 

グリップもBROOKS SLENDER LEATHER GRIPのダークブラウンにすることで、落ち着いた雰囲気になり、大人の自転車という感じになりました。モスグリーンのフレームカラーの相性も抜群ですね。

 

サドル:BROOKS B-17 (BROWN)
グリップ:BROOKS SLENDER LEATHER GRIP 130mm (BROWN)

 

ブラック、ダークブラウンと続いたので、次は明るい印象に変えてみましょう。

 

カスタムその4【本革サドル(茶色)+本革グリップ(茶色)にチェンジ】

BROOKS B-17&SLENDER LEATHER GRIPの組み合わせ自体は同じですが、カラーリングが「ハニー」と名付けられた少し明るい茶色を装着してみました。僕はこの組み合わせがとても好きなのですが、純正パーツに比べて茶色のトーンが明るくなることで、程よい抜け感というか、親しみやすさが生まれるような気がしませんか?革サドルは使い込むほどに革の風合いが増していくのですが、「ハニー」は色の変化を感じやすいので、使っていて楽しいです。

 

実は僕自身もこのサドル&グリップの組み合わせを1年ほど使用しているんですが、グリップもサドルもすっかり馴染できて、とても愛着が湧いています。愛着のあるものが身の回りに増えると気分がいいし、自然と大切にしたくなりますよね。あなたのトーキョーバイクにも、そんな愛着が育ってくれたら嬉しいです。

 

サドル:BROOKS B-17 (HONEY)
グリップ:BROOKS SLENDER LEATHER GRIP 130mm (HONEY)

 

さて、次が最後のカスタム紹介です。もう一度、ブラックパーツでキリッとさせてみたいと思います。

 

カスタムその5【本革サドル(黒)+本革グリップ(黒)にチェンジ】

おしゃれなクロスバイクを欲しい人へ。TOKYOBIKE MONOをベースに、映画に出てくるようなクラシカルなカスタマイズを施しました。

最後の一台は、ちょっと特別なアイテムを。サドルはBROOKS TEAM PRO CHROMEにしました。BROOKSのクラシックスポーツモデルTEAM PROにさらに一手間が加えられ、熟練の職人が一つ一つ手作業で打ち込む大きな銅鋲が特徴です。
座面の広さはSWIFTとB-17の中間のようなサイズ、B-17に比べて革が馴染むのに少し時間がかかりますが、美しいシルエットが人気です。

 

サドル:BROOKS TEAM PRO CHROME (BLACK)
グリップ:BROOKS SLENDER LEATHER GRIP 130mm (BLACK) 

 

自転車の見た目の印象が変わるカスタマイズをご提案させていただきました。最後までお読み頂き、ありがとうございました。
Tokyobike Shop ならびにTokyobike取扱店では、お客様の暮らしに合わせたカスタムをご提案します。ぜひ、お気軽にご相談ください。