カスタマイズ、どこから始める?
Customization | 2021.06.29
自転車はパーツの組み合わせ方で何通りもの乗り方やスタイルが楽しめる乗り物です。
その時々のライフスタイルや気分に合わせて、自由にカスタマイズしてみましょう。
しかし、最初はどこから始めたら良いか掴みづらいのも事実。そこでこちらのページでは、自転車パーツをカスタムの難易度別にご紹介します。
自分で気軽に付け外しが楽しめるものから、多数のパーツを交換するからこそ到達可能な上級カスタムまでございます。
ぜひカスタム沼の一歩に足を踏み入れてみてください。
難易度について
★ | : | 自転車の組み立て知識が不要で比較的簡単に付け外しが可能なパーツ |
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★★ | : | 一部自転車の解体が必要なため、自転車屋さんでの取り付けがおすすめなパーツ |
★★★ | : | 車体のモデルやサイズによって取り付けに必要な部品が異なる、もしくは他パーツも交換が必要になる場合があるパーツ |
★★★★ | : | 種類によっては大幅な自転車カスタムが必要になる場合があり、お店で相談しながらカスタマイズするのがおすすめのパーツ |
難易度★★
タイヤ
Tokyobike Shopでも人気カスタムの1つがタイヤ交換。色を変えるだけで自転車の雰囲気がぐんと変わります。もちろん色を変えるだけでなく、太さを変えることもできますよ。
タイヤは消耗品なので、自転車に長く乗られている方が交換のタイミングで気分転換されることも多いです。
タイヤサイズ別 対応モデル
26インチ | : | TOKYOBIKE 26 / BISOU / MONO / LEGER |
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650c | : | TOKYOBIKE SPORT9s / CS |
20インチ | : | TOKYOBIKE CALIN |
自分の自転車に合ったサイズで、自転車屋さんにて取り付けてもらうのがオススメです。
上品さをプラスしてクラシカルな印象にするなら、本革のレザーサドルとグリップを。スポーティでスマートな印象なら、細身でゴム素材のタフなサドルとグリップを。
レザー製品は本革ならではの味わい深い使用感を楽しむことができます。座れば座るほど、革が伸縮し自分の姿勢や体型に馴染むサドル。普段握っている箇所が薄ら変色して、深みが増していくグリップ。
ゴム素材サドル・グリップでは、BROOKS(ブルックス)のCAMBIUM(カンビウム)シリーズが人気です。天然ゴムのサドルは、しなりが良く圧迫感を軽減する乗り心地。グリップは手のひらで包み込む部分は肌触りの良い天然コットン、指先の握る部分は滑りにくいゴム素材。サドルもグリップも、植物由来のヴィガン仕様です。
サドルとグリップは、まずは素材や色を合わせて一緒にセットでカスタマイズをされる方が多いパーツです。
泥除けは、その名の通り走行中の泥跳ねを防ぐパーツです。毎日の通勤やお買い物などで、雨の日や雨上がりのタイミングでも自転車に乗ることが多い方は取り付けると大変安心です。
泥除けサイズ別 対応モデル
26インチ | : | TOKYOBIKE 26 / BISOU26 / CS / MONO / LEGER |
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20インチ | : | TOKYOBIKE CALIN |
ポータブルフェンダー | : | TOKYOBIKE SPORT9s を含む全車種 |
※CSは650cのタイヤ規格ですが、26インチの泥除けはお取り付けが可能です。
※SPORT9sには、通常の組み付けタイプの泥除けの取り付けができません。取り外しに工具が不要の簡易泥除けは取り付け可能です。
また、トーキョーバイクの自転車にはSPORT9sを除いて1本足のセンタースタンドが付属していますが、普段の駐輪環境や自転車カゴとの相性よっては、少し心もとない場面もあるかもしれません。その場合はダブルレッグスタンドや両立てスタンドにカスタマイズすると安定感が増して安心です。
バスケットは、ある程度の深さが確保されているので気軽に荷物を積むことができます。しっかりお買い物用には深型がおすすめです。荷物が少ない場合は、あまりカゴが目立たない浅型タイプもあります。
キャリアとはいわゆる荷台のことで、より幅広い活用方法があります。例えば、そのまま大きなリュックや箱を積むこともできますし、パニアバッグという自転車バッグを装着することもできます。また、台座の上にそのまま好きなバスケットを固定することも可能です。
バスケット・キャリアカスタムの注意点
・ | ハンドルバーが高低差の少ないストレートバーの場合、深型バスケットの取り付けができないことがあります。 |
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・ | 車体モデルによって、バスケット取り付けパーツが別途必要になる場合があります。 |
・ | キャリアは幅によって、その上に取り付け可能なバスケットの種類が異なります。 |
これらの判断は自転車のモデルのみならず、フレームサイズや現在のカスタム状態によって異なります。オンラインストアでご注文の場合は、各商品ページに記載の互換説明をよく読んでお選びください。
難易度★★★★
ハンドルバー
トーキョーバイクスタッフがカスタマイズ相談でオススメすることが多いのは、実はバスケットの取り付けよりハンドルバーの交換だったりします。その理由は、ハンドルバーの形が一番、乗車姿勢を左右するからです。
ハンドルバーは凹凸がなく真っ直ぐフラットなほど、前傾姿勢が強くなります。前傾姿勢は速く走りやすいだけでなく、体にかかる重心が分散されるので長距離走でも疲れにくいというメリットもあります。
反対に、高さが増したりカーブが大きくなると上体が起きてリラックスした乗り心地になります。ハンドル操作性に安定感や余裕も生まれ、前カゴに荷物を積んでも重さに舵を取られにくくもなります。
つまり例えば、
「通勤で乗ることが増えたから、疲れにくい姿勢で速く楽に走りたい。」
「休日にゆったりサイクリングを楽しみたい気分なので、もっと景色を楽しめるよう目線を上げたい。」
このような、理想の「乗り方」に直結するパーツがハンドルバーなのです。
ハンドルバーカスタムの注意点
・ | ハンドルの長さ変更に伴い、ブレーキワイヤーの長さ調整も合わせて必要になる場合があります。 |
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・ | 既に前カゴを装着されている場合、ハンドルの形によっては前カゴとの併用ができない場合があります。 |
・ | 変速ギア付きのモデルの場合、ハンドルに形状によってはシフター(ギア変更レバー)も交換する必要があります。 |
・ | ドロップハンドルなど大幅な形状変更の場合は、より多くの周辺パーツも一新する必要があります。 |
これらの判断は自転車のモデルのみならず、フレームサイズや現在のカスタム状態によって異なります。ハンドルバーは種類もたくさんあるので、ぜひお店の方と相談しながらカスタマイズしてみてください。
特に下のような形状のハンドルバーは、他パーツも多数変更が必要です。自転車店によっては該当パーツのお取り扱いがない場合もございます。
トーキョーバイクで特に人気なカスタムパーツを6つに分けて紹介しました。
他にもペダルやブレーキレバーやワイヤーの色など、カスタマイズ可能なパーツは本当にたくさんあります。
過去にtokyobike 直営店でお受けしたカスタマイズの一部が、インスタグラム上で「#tokyobike_archive」としてご覧いただけます。ぜひ参考にしてみてください。気になるものがあれば、ぜひ投稿に記載の担当ショップまでご連絡ください。