【雨の日を快適に】vol.1 Ottoのポンチョ

Staff Note | 2024.05.30

こんにちは、トーキョーバイクの橋原です。
雨の日にどうしても自転車に乗りたいとき、どんな装備があれば快適にライドすることが出来るでしょうか。
このシリーズでは雨の日を快適にするトーキョーバイクスタッフおすすめのグッズを、実際に使用してみたスタッフの感想を交えながらご紹介します。

 

第一弾は、ポンチョから。

 

 

雨多いロンドンで生まれた、Ottoのlondon RAIN CAPE

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雨の日が多いロンドンで生まれた、サイクリスト用のポンチョ。日本ではあまり見かけないカラフルな色使いとデザインの中には機能性たっぷりです。

 

表生地は厚めで撥水加工が施されたナイロン、裏面はさらさらとしたコットンで出来ています。着心地としてはまるでジャケットを着ているような感覚!
ポイントでリフレクターも施されていて夜でも安心。

 

そして、通常のポンチョよりも丈が短いのがポイント。ここにOttoならではの工夫とアイディアが盛り込まれています。
※モデルスタッフは身長177cm、Lサイズを着用

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撥水加工が施されたナイロン生地、止水ジッパー

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裏地はコットン、スマートフォンが入るサイズの内ポケット

 

傘のように自転車を覆うシルエット

 

このポンチョ、考え方としては自転車に乗るときに「傘」のようになることを前提に作られています。
ハンドルを握る時はポンチョの内側についたフープバンドに手を通して握るのですが、そうすると体から車体の前部分までをポンチョがすっぽり覆うようになるのです。

 

多くのポンチョは出来るだけ全身をカバーするようにと丈が長く、逆に自転車に乗る時はその丈の長さが煩わしかったり、風に煽られて結局びしょ濡れなんてことも多々あります。
雨の日に快適に自転車に乗れるポイントは実は濡れないことよりも、「操作性を失わない事」にあるのかもしれません。

 

どのみち雨の日に自転車に乗るという事は少なからず濡れるのだから、だったら横からの雨は諦めて上と前からの雨だけしっかり防ぐ。それで操作性が保たれるならそっちの方がいいという事なのです。

 

う〜ん、ポンチョの概念が変わりますね〜
実際雨の中Ottoを着て走ってみましたが、気になる程足元も濡れず、快適そのものでした。

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内側についたフープバンド

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乗るとこんな感じ。操作性も失わず、足元もそんなに濡れません

 

視界も確保できる配慮

 

自転車に乗る時は左右前後、目視出来る事が大事。 フードが大きすぎたりもたつきがあると視界が遮られてしまいます。
その点、Ottoのポンチョは後ろを向いた時に視界が遮られにくくなっているのもグッドポイントです。

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後方確認もいいかんじ

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バックパックを背負った状態でもこれくらいカバー出来ます

 

気を付けるポイント

 

いい事づくめなOttoのポンチョですが、使用していて気づいたバッドポイントもありました。
それは、プロムナードハンドルの自転車とはあまり相性がよくないということ。

 

両手のフープバンドの間隔がストレートハンドル用になっており、幅広のハンドルやゆったりとした乗車姿勢のハンドルだと、手が広がりきらず上手にハンドリング出来なくなってしまいます。
プロムナードハンドルの自転車に乗る時は、フープバンドを手首よりさらに上まで通してあげると大分乗りやすくなります。手元が少し濡れてしまうのですが十分サイクリングポンチョとしての機能を果たしてくれます。

プロムナードハンドルの自転車に乗ってる様子。ハンドリングが少し窮屈

腕まくりするくらいに手を伸ばすと快適に乗れるようになります

 

雨の日でも快適に自転車に乗れると、交通手段の選択肢が一気に変わります。
通勤だってへっちゃらになるかもしれません。
これからの梅雨時期、どうしても移動しなくてはならない時にこのポンチョや自転車が皆さんの生活インフラの一つになってくれたら、僕たちとしてもこんなに嬉しい事はありません。

 

是非快適で楽しい雨の日ライドを!

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Otto
london RAIN CAPE
まるで傘をさしているかのようなシルエットが特徴的なポンチョ。自転車で走る時も、ポンチョ内側についているバンドに手を通してハンドルを握ると膝の上までカバーされます。