【Archive】【 “半”自転車通勤ハジメマシタ 】#3: my 1st TOKYOBIKE
Staff Note | 2018.04.22

「#3: my 1st TOKYOBIKE」
初回のブログでも書きましたが、“半”自転車通勤をしてみよう!!と思ったきっかけは、何はともあれ、自社製品を自分で使う生活を始めたいと思ったこと。であれば、もちろん通勤に使う自転車はTOKYOBIKEしかないわけです。
(ここから若干、営業モード入ります笑)
tokyobikeの大人車は全部で6モデル。
それぞれが、ここには書ききれない魅力を持つ自転車たちですが、店頭でもご案内しているポイントは以下のような感じです。(*田代の個人的な見解を含みますよ。)
*2018年4月時点でのラインアップとなります。

一般的なスポーツ車と比べ、ちょっと小さめのタイヤが漕ぎ出しを軽くし、セミアップハンドルで前傾姿勢が深くなりすぎない。ゆったりとスポーツ自転車を楽しめる、最もベーシックなモデル。
変速機を持たず、細めのフレームとスッキリとしたギア周りがシンプルなシルエットを作り出している。滑るように走り、乗り味にも、見た目にも、自転車本来の美しさと潔さが感じられるモデル。

トップチューブが斜めに下がっていることで、乗り降りしやすく=フレームをまたぎやすくなっているモデル。手前に伸びるハンドルによって乗車姿勢が起き、視線も上がるので、ゆったりとした乗り味が楽しめる。

BISOUと同様にゆったりとした乗り味。変速がないシンプルな構成、かつ軽めのギアで固定されているため、気軽にご近所を乗ってもらえる一台。
さて、どのモデルを選ぶべきか…
うーむ。
思い起こせば、大学入学時にミニベロを買ってからずっとミニベロに乗り続けてきた私。
最近では、シングルスピード、固定ギア、ブルホーンバー、そしてショッキングピンクのフレームというイタリア車に乗っておりました。(他社製品…)

ミニベロファンとしては、ここはTOKYOBIKE 20か。と思いきや…
“半”自転車通勤の相棒に選んだのはTOKYOBIKE SS!!
いくつか理由はありますが、
・TOKYOBIKEの特長でもある、26インチおよび650cというタイヤサイズの乗り味を感じて、お客様にお伝えすることができる。
・シングルスピードに乗ることで、東京の起伏を直に身体で感じることができる。
・地面スレスレを飛ぶような、湖底を泳ぐような、静かな滑走感が病みつき。
といった点が挙げられますかね。
あとは、やはり、プロダクトとしての潔さと美しさに一目惚れしてしまったというのが、決定打ですね。
逆に、SSの弱点としては、ズバリ変速がないこと。
池袋から中目黒までの11km、なかなか起伏がありそうということもわかっていたので、変速なしでも東京の坂を乗り切れるのか、「ここは身体を張って実験!」と割りきっての選択でした。
ちなみに、現在、“半”自転車通勤も1ヶ月を超えましたが、まあなんとかなっています。(笑)
その日の体調によって登坂のキツさが違って、それはそれで面白いです。
それでもお客様には、「変速があったほうが乗りやすいです。」とお伝えしていますが、最近では、お時間がありそうなお客様には、SSもお試しいただくようご提案しています。
「意外とイケちゃいますよ。」って感じで。
さて、車種が決まれば、あとはカラーとカスタム(オプション)のお悩みタイムですね!
お店でも、笑顔で迷われているお客様に、「今が楽しい時ですから、存分に悩まれてください!」とお声かけしています。
SSなら車体の色はミッドナイトと決めていたので(持っている服も紺ばかり…)、あとはカスタム!
せっかくなら先輩メカニックのお世話になって(存分に利用して)、派手にいじってみよう!ということで、
・ハンドルは持ち慣れたブルホーンに。
・タイヤ、サドル、バーテープを白系で爽やかに。
・トークリップをつけて登坂対策。
と、だいぶ”調子乗ったカスタム”にしてしまった次第でございます。
気に入ったBROOKSの白サドルが、いいお値段だったのですが、「これも仕事のため。自分に先行投資。」と自分と家族に言い聞かせ、お支払い完了。
先輩メカニックの手をお借りして(煩わせて)、こんな感じに組み上げてみました。

[カスタム内容(抜粋)]
車体:TOKYOBIKE SS / ミッドナイト / Lサイズ ¥66,960 (税込)
タイヤ:ホワイトタイヤ 650c 25mm幅 2本
ハンドルバー:NITTO RB-021 (φ25.4mm) / シルバー
バーテープ:BROOKS CAMBIUM TAPE / NATURAL
ブレーキレバー:DIA-COMPE MX122 / シルバー
サドル:BROOKS C15 CAMBIUM / NATURAL
トークリップ:MKS CAGE CLIP / QUARTER
ライト:ADEPT MUTE 100FC / シルバー
※別途必要なパーツや工賃等が発生する場合がありますので、スタッフにご相談を。
ブルホーンハンドルは、攻撃的な見た目が好きというのが大きいのですが、ストレートハンドルに比べてグリップ位置の自由度が高いので、持ち替えが色々できるのがポイント。
ただ、ブレーキレバーの位置は決まってしまうので、指が届く範囲で握ることが多いですね。
トークリップはペダルの先端につけ、靴の爪先が引っかかるようにするためのパーツですが、ペダルに対して足が滑りにくくなるので、漕ぐことに集中できるのが利点ですね。
あとは、いわゆる引き足と言って、ペダルを上げる方の足の力も使えるので、登坂が楽になるとも言われています。
個人的には上下だけでなく、ペダルを爪先で前に押し出すようにも漕げるので、さらに力を伝えられている感じがしています。
次回は”じゃあいっちょ走ってみっか”ってことで、「#4: 通勤ルート」です。
田代