tokyobike 20周年

トーキョーバイクの20年

tokyobike 20th anniversary | 2022.04.20

tokyobike谷中移転

代表からのメッセージ

2002年、自転車パーツのWEBショップを作ろうと思いついた名前がトーキョーバイク、全てはその名前から始まりました。山を走るのがマウンテンバイクならトーキョーを走るのがトーキョーバイク。そんな自転車があったら暮らしが変わるんじゃないか。そこから僕の目的地のない旅がスタートし、トーキョーバイクが勝手に一人歩きを始め、想像もしなかった未来へと導いてくれました。

 

最初は自分一人が食べていければ良いと思って始めたブランドでしたが、元来ぐうたらな私が一人でできるはずもなく、2年後に事務所として見つけたのが偶然通りかかった谷中という町でした。谷中に来て強く感じたのが、住む人たちが楽しそうに生きているということでした。個人店が多いのですが、みんな周りを気にせずマイペースに仕事と向き合っていて、たくましさと自由がある。そんな生き生きとした仲間を見ていたことでトーキョーバイクを通して、お客様に日常を楽しむことを伝えていきたいと思うようになりました。

 

そうすると、同じように感じている仲間がどんどんと増えていきました。それはトーキョーバイクで働くスタッフや自転車を扱うお店はもちろんのことですが、文房具や服、シューズ、革製品、雑貨、家具などのものづくりやセレクトした商品を販売する人、コーヒー、ワインやパン、チョコレートを作る人、美味しくて楽しい飲食店、陶芸作家やアーティスト、デザインや宿で町おこしをする人、畑で自然に向き合う人、自由なサラリーマン、そんな自分達とは違うジャンルの仕事をしている人たちと数珠繋がりに知り合っていきました。それは東京だけでなく日本全国、そして海外にも気心の通じる仲間ができました。それが何よりも自分にとって楽しいことです。

 

自転車は、自由の象徴であり感性を輝かせることのできる乗り物だと思っています。未来がどうなるかなんてわかりません。好奇心全開で感じて楽しんで日常の冒険をしてください。街中にある些細なことを拾って日常を広げていく自転車ですが、その広がりはとてつもなく大きくなる可能性があります。トーキョーバイクが皆様の楽しい暮らしの手助けになっていたとすればこの上ない喜びです。
 
20年の感謝と共に

代表取締役

 
 

トーキョーバイクの歩み

トーキョーバイクのロゴ
2002年の誕生から現在に至る20年間のトーキョーバイクの歩みを年表にまとめました。これまで世界中に店舗やパートナーを広げながら15種以上の自転車を発売してきました。さまざまな人やお店と出会う中で、コンセプトや取り組みに共感し合った仲間たちとのコラボレーションの機会にもたくさん恵まれました。

 
 

いろいろなトーキョーバイク

トーキョーバイクはモデルがさまざまあると同時に、数多くのフレームカラーを発売してきました。色作りのポイントは、タイムレスで街に溶け込み、乗る人が主役になるような色。自転車の色もファッションやインテリアと同様に考え、使う人のアイコンになるようなものを目指しています。これまで発売してきた自転車のモデルごとに、一部の歴代カラーをアーカイブとしてまとめました。
TOKYOBIKE の歴代自転車カラーの展示
おしゃれなスポーツバイク

TOKYOBIKE SPORT9s

TOKYOBIKE SPORT9sは2002年、一番最初に発売されたTOKYOBIKEがルーツです。深みある落ち着いた印象の現カラーラインアップと比べ、発売初期はブラックパーツとのコントラストが映える鮮やかなカラーが多く登場していました。

 

水色16インチ自転車

little tokyobike

トーキョーバイク社内で子どもを持つスタッフたちが「自分の子どもにもトーキョーバイクを」という想いで、幼児向け自転車を作ったのは2013年のことでした。子どもたちの笑顔を思い浮かべながら、食べ物や自然からインスピレーションを受けた元気なカラーリングがたくさん登場しました。

 

街乗り用おしゃれな自転車

TOKYOBIKE BISOU

スタッガードフレームで前からでも乗り降りがしやすいTOKYOBIKE BISOUは、15年前の2007年に登場しました。目線が上がり肩肘にゆとりが生まれる乗り心地で、幅広い身長の方に気負わずに乗っていただけるモデルです。

 

20インチ街乗り用おしゃれな自転車

TOKYOBIKE 20 / TOKYOBIKE CALIN

トーキョーバイクは小径車として20インチのモデルを提案しています。2011年に登場したホリゾンタルフレームのTOKYOBIKE 20は、小気味良い走りで鮮やかなフレームカラーが多く展開されました。2019年にスタッガードフレームでよりリラックスした乗り心地のTOKYOBIKE CALINへモデルチェンジしました。

 

 
 

コラボレーションとリミテッドモデル

トーキョーバイクはこれまでにさまざまなブランドやメーカーとコラボレーションをしてきました。自転車を作ることもあれば、サングラスやスニーカーを作ることもあります。また、自転車の通常ラインアップのほかに、期間限定カラーやカスタマイズを加えて販売するリミテッドモデルも数多く作ってきました。数量限定生産で現在では入手困難なものも多くありますが、トーキョーバイクの新たな一面が垣間見えるはずです。

tokyboike + Ace Hotel Kyoto (2020)

Ace Hotel London Shoreditchでのレンタルバイクをきっかけに始まった、Ace Hotelとトーキョーバイクのコラボレーション。Ace Hotel Kyotoがオープンした際にはフレーム全体に漆塗りが施された特別なトーキョーバイクを宿泊者限定のレンタルバイクとして製作しました。漆塗りは、福井県鯖江市で8代・200年に渡り越前漆器を作り続けてきた「漆琳堂」に協力を依頼しました。

 

自転車通勤に最適なサングラス

tokyobike + tesio (2021)

メガネの産地として有名な福井県鯖江市にある⾕⼝眼鏡が⼿掛けるクラフトサングラスブランド『tesio』とコラボレーション。オリジナルサングラスを発売しました。自転車に乗る人や街で暮らす人が毎日掛けたくなるサングラスって、一体どんなものだろう?そんな疑問からはじまり、カタチとカラーリング、掛け心地と機能など、両社の強みを活かして生まれたのが、「360°楽しい光に変わる」をテーマにしたサングラスです。